旦那の浮気 発覚7日目【後編】 そして修羅場へ〜長い長い夜
旦那の浮気が発覚したときのことを振り返ってまとめています。
発覚7日目 痛恨のミス! のつづき
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浮気チェックをしていて、旦那のLINEに既読をつけてしまった!私が浮気に気付いているとバレる可能性はかなり高い。シラを切るか?何もかもぶちまけるか?
それなりの証拠は持ってる。仲良し夫婦を演じ続けるのももう疲れた。のんきに風呂から上がってきた旦那に「山田さなえの件で話がしたい」と伝えたのは、浮気発覚からちょうど1週間目のことでした。
直接対決を決めて一番最初にしたのは、旦那の携帯を隠すこと。
これまで携帯チェックに使える時間が15分ほどしかなくて、LINEの会話をスマホで撮影する程度しか出来なかった。もしかしたら探偵に依頼した浮気調査がなくなる可能性もある。今できる証拠集めを可能な限りしよう。
- LINEに保存された写真を自分の携帯かパソコンに転送する
- 2人のLINEの会話のバックアップをとりパソコンに保存する
これができれば、証拠能力はぐっと上がるはず。LINEのバックアップの方法は知らなかったものの、方法はあるはず。この1週間歯を食いしばって演技した時間をムダにしたくない。ずっと隠してきた感情が一気にわき上がってきました。
子供に授乳をして、寝かしつけが終わったのは10時半を過ぎていたでしょうか。ダイニングテーブルで向かい合って座り、何か飲む?と聞くと、いつもは使わない敬語で「お茶でもいれましょうか」と旦那が冷蔵庫から麦茶を出してきました。
クーラーがウーンとうなって、グラスを置く音が大きく響く。
最初に口を開いたのはたぶん旦那だったはず。
「なんで相手のフルネームがわかったの?」
LINEアカウントにはさなえとしか表示されていませんでしたが、名前を見てすぐ、私は同じ職場のパート主婦だと気付きました。以前飲み会にいった後、さなえを含めた飲み会が急に増えた。その割にさなえの名前だけが、会話に出てこなくなっていたためです。ずっと前に配られていたスタッフ名簿と照らし合わせて、「やっぱり」とためいきをついたのを覚えています。
旦那はあっさり浮気を認めて、私の質問に答えながらこれまでの経緯を話していきます。
*2ヶ月前の飲み会で意識し始めた
*どちらがリードするでもなく2人で出かけて、何となくホテルに入った
*会社の人は2人きりで会っていることを知らない
*昔から週に数日2人きりでの作業時間がある
2人きりで会うようになってからのことは、私がLINEで読んだ通りでしょう。自分が悪者にならないよう気を付けながらも、わりと正直に話していると感じました。
最初の段階から、旦那のしゃべり口調は私には軽く感じられました。
どうして浮気に気付いたのか聞いた言葉には笑いが含まれていて、その後もふて腐れと開き直りでなんだかエラそう。浮気を楽しむ一方で、妻に隠し事をする毎日に疲れていて、話してしまうことで楽になったようでした。
それに、旦那は浮気をしたのが人生で初めてだったと思われます。真面目な性格だったから・・・ではなく、モテなかったからです(笑)
顔がハンサムなわけでもなく、身長が低くて(ナイナイの岡村さんと同じくらい)、学歴も高校中退。ダンナは男性としてのコンプレックスが強かったんだと思います。だからこそなのか、とても優しい部分があったんですけどね。
そのモテなかった男が、結婚をして妻子を養うことで株が上がった。サラリーマンからサービス業に転職したことで、学歴コンプレックスからも解放された感じがありました。夫が浮気をするのは、妻に不満があって落ち込んでる時じゃない。社内での昇進や家の購入など、自分のステージが上がって調子に乗っている時と聞いたことがあります。
妻には不満があったかもしれないけど、そもそも夫婦なんてどちらにも多少の不満はあるもので、これまでは上手くやってきている。自分が大きくなったように感じられた時、隣にいる妻がくたびれて見える。感謝が薄れる。ちょうど近くに尻の軽い女(現実に不満たっぷりのオンナ)がいて浮気・不倫に発展したというのが、旦那のW不倫の場合にもあてはまりそうです。
「どうして浮気なんてしたの?私たち、セックスレスでもなかったじゃない」
と質問した後のことは浮気発覚と夫婦のセックスで赤裸々に書きました。
浮気した夫というのはもっと反省したりうなだれるものだと思っていたけど、目の前の夫はむしろ開き直って、大きな態度でどんどん責めてくる。
今なら正論で攻撃されたくない夫が妻の欠点を挙げて防御していた・虚勢を張っていたとわかりますが、当時はそんな視点はなかった。旦那はコレでもかというくらい私の欠点を挙げて
浮気したのはお前のせいだ
と言い切りました。(これ、浮気がバレた時の男のセリフあるあるトップ3に入るくらいよく出てくるワードだそうですよ。トップ3ってのは私が勝手に言ってるだけですが(笑)夫からこの言葉を言われて落ち込んでいるという方は、気にすることなんてありません。子供が「みんな持ってるから買って」と言うのと同じなのです。)
責めてくる旦那に私も言い返しましたが、実際には状況説明をしていただけ。相手の攻撃をまともにくらってボロボロの状態でした。数ヶ月後、同じ相手との浮気が再発覚したとき、夫はこの時の私のことを「全然怖くなかった」と言っていました。すごみのない人間なのです。
深夜2時を回り、明日も仕事があるから寝ようとなっても「携帯電話を返して欲しい」という要求だけは絶対にのみませんでした。探し物の下手な旦那には絶対に見つけられない。たとえ殴られても出さないつもりでした。
「LINEのログを自分のパソコンに転送して、明日の朝までに返す」と強気な態度の私に旦那も諦めたのか、引き上げた寝室まで追いかけてくることはありませんでした。
ネット検索をしまくって、LINEのログを保存することに成功。写真は普通に私へのLINEメッセージとして送りました。布団に入ったのは明け方。ひとつの区切りがついて、短いながらも深く眠れた夜でした。
旦那の浮気を知るってツラいですよね。私は浮気に気付いてすぐ探偵さがしを始めました。
浮気調査は、離婚したい場合だけでなく、離婚したくない人こそ利用しているそう。調査結果をもとに離婚を回避する・浮気相手に慰謝料を請求する・旦那と別れさせるきっかけにできます。
プロに頼むにしろ自分で調べるにしろ、「妻(夫)が浮気に気付いていない」と思っているタイミングは証拠が集めやすく、プロに頼むなら料金も安く済む”証拠集めのゴールデン期間”です。
プロと話すことで、気持ちや状況を整理して前に進むことが出来ました。
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