私の旦那の浮気対処法
夫の浮気に気付いたとき、私は1歳の子供を育てる専業主婦でした。離婚か、夫婦関係の修復か結論を出せず
「この苦しみが終わる日は来るんだろうか」
と何年も悩みましたが、今は乗り越えて充実した毎日を送っています。
浮気解決までの出来事をまとめました。浮気調査や慰謝料請求についても書いています。今まさに夫(妻)の浮気に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
出会い〜結婚
夫とは友人の紹介で知り合いました。
ともに30代、お互い「そろそろ結婚したい」と感じていた時期で、最初から結婚を意識したお付き合いでした。大きな障害もなく、2年ほど付き合って私33歳・夫38歳で結婚しました。
浮気以前の結婚生活
年齢的にも私はすぐに妊娠を希望していました。
夫は親戚や友人の子に会う機会がなかったようで「子供はいてもいなくてもいい」「いたら楽しいかもね」と言う程度でした。本当のところは
「結婚したら子供がいるのが当たり前だけど(普通は2人な!)、俺は自分の生活は変えたくないから子育てはお前が頑張れよ。責任持ちたくないし、自分から欲しいとは言わなーい」
だったと思われます(笑)
口先だけで責任逃れな性格には、後になって気がつきました。
それでも、結婚生活は楽しかったです。夫は友人との飲み会にも私を連れだし、休日は一緒に過ごすのが当たり前。ちょっとした買い物でも、置いていこうとすると子犬のような目をしていました(笑)浮気が発覚するまで、
自分達は仲のいい夫婦だと思っていました。
妊娠〜出産
結婚から1年ほどで妊娠がわかり、36歳で出産しました。
妊娠中から、私の体調やお腹の赤ちゃん中心で動くことが増えました。
私は人と争うことが苦手で、それまで夫の言い分を受け入れることが多かったので、夫としては少しずつ不満がたまっていたのかもしれません。
私は私で、仕事を理由に夫が家事を分担してくれないことが不満になってきました。
月に1度しかやらない家事を「出来るときは手伝ってる」と他人に言うのがさらにムカつきました(笑)
それでも子供が生まれたとき、夫は涙を流して喜んでくれました。
ゆっくり夫婦になればいい。
ゆっくり親になればいい。
と思っていました。
出産後の夫婦の変化
子供が生まれてからの1年はあっという間。
高齢出産で子供を産んだので体力的にはキツかったけれど、精神的には落ち着いていて子育て出来ていたと思います。
家事や子育てを一人でこなしていたため、夫に不満もありましたが、
彼がいたから子供を授かれた
家族のために働いてくれてるんだ
良い部分を見るようにしました。
専業主婦なんだし、子供はかわいいし、育児はキツイことと同じくらい大きな幸せを運んできてくれました。
初めてのディズニーランド、温泉旅行、家族の思い出が増えていきました。
夫婦の溝が広がり始める
子供が1歳を過ぎたころ第2子を妊娠するのですが、残念ながら流産してしまいました。このとき夫からは
「よくあることなんでしょ」
と言われただけでした。本当は一緒に悲しんで欲しい、せめて辛かったねと慰めて欲しかった。流産の件だけでなく、夫は子育てやママ友の話をしても
「へー(それよりテレビ見たい)」
「主婦は暇だねえ」
悪気はないようなのですが、何を言っても受け止めてもらえた気がしません。
流産の影響か自律神経失調症のような状態が続くのですが、夫には話しませんでした。「寝てれば?」「俺だって仕事が忙しい」そんな言葉しか返ってこない。子育て中の専業主婦は暇だと思っているのです。本当は疲れきっていました。
家事も育児も手伝わず、休日は一日中寝ている夫。夜になってようやく起き出したと思えばセックスの話をしてくるのが嫌でした。それでも、もう一人子どもが欲しかったので月に1・2度は夫婦生活がありました。
ガマンする・気を遣って言わないのではなく、自分の気持ちを素直に話せばよかったんでしょう。当時はわかりませんでした。
そして結婚3年目、子供が1歳を過ぎたころ夫の浮気が発覚します。
浮気発覚
浮気に気づいたのは、休日出勤した夫に「夜ごはん何食べたい?」と電話をかけた時でした。いつもなら威勢よく返事が返ってくるのに、その日は様子がおかしい。
- 賑やかな職場のはずなのに背景が無音
- ヒソヒソ声
- 子供が話しかけても低いテンション
- 電話を早く切りたそうにする
違和感を感じました。
よく考えてみると
- 退職者が出たからと休日出勤が続く
- 半日勤務が全て残業に変更
- 会社の飲み会が急に増えた
この1ヶ月、ほとんど家にいませんでした。
まさか、、、
浮気!?
帰ってきた夫の携帯をチェックすると、
夫と浮気相手の甘いメッセージの数々と
私がいかにダメな嫁かということが書かれていました。
まさかうちの夫が浮気するなんて・・・
信じられませんでした。
探偵事務所で浮気調査
夫の裏切りを知った私は猛烈な怒りを感じました。
我慢していることが多かったぶん、怒りも大きかったんだと思います。
離婚だ!
すぐにネットで離婚やシングルマザーについて調べ始めました。
いざという時
離婚を有利に進めるため
浮気相手から慰謝料をもらうため
探偵事務所で確実な証拠を押さえてもらうことを決めました。
- ラブホテルに出入りする写真
- 浮気相手の住所
- 浮気相手の夫の名前
慰謝料請求に備えて、浮気相手の調査もお願いしました。
契約まで済ませたのですが、この浮気調査は直前でキャンセルとなってしまいます。
私が浮気に気づいていることがバレて、依頼日に2人が会うのをやめてしまったためです。
さいわい、私は夫の浮気の証拠をそれなりに持っていました。キスしている写真・ホテルのベッドで撮った写真、利用しているホテル名もわかっていました。いざとなったらこの証拠で何とかしようと決めました。
浮気を追求したら夫は謝ると思っていましたが、実際には「浮気したのはお前のせいだ」と、妻としての私の未熟さをこれでもかと指摘してきました。
夫は浮気=悪いことだと分かっていて、私を攻撃することで自分を守っていたんだでしょう。当時はそうは思えず、「確かに自分にも悪いところはあった」と落ち込んで自分を責めていました。
夫の裏切り
将来への不安
人生を変える大きな悩みと向き合った時間でした。
浮気相手はパート主婦
夫の浮気相手は同じ職場の主婦。いわゆるW不倫です。
携帯電話に保存されていた写真を見ましたが、若くも美人でもない、平凡な子持ちの主婦。
なんでこんな女と?
と言いたくなるような相手でした。
夫と彼女は、週に数回2人きりで作業をする時間があったようです。浮気が始まってからは仕事中もスリルを楽しみながら2人きりの時間を作っていたと知り、「夫が会社に行く」という当たり前の行動さえ辛くてたまりませんでした。
浮気1年目「もう別れた」が終わらない
発覚直後こそ「離婚だ!」と怒り狂ったものの、子供もいるし夫への愛情もまだある。夫婦関係を修復しようと決めました。
夫との関係を考える前にまずは不倫相手と別れてほしかったのですが、職場でのW不倫というのもあり、思うように進みません。
- 2人きりでこなす仕事がある
- 浮気を会社に話せば夫が転勤になる(会社の規則)
- 浮気相手に「仕事を辞めて」と要求すると、妻のほうが法律に抵触する
- 浮気相手の夫も会社の関係者で、会社にバレると転勤どころかクビかもしれないと夫に泣きつかれる
同じ職場で働いているせいか、2人の関係はなかなか終わりません。
”「別れた」と言われては裏切られる”の繰り返し。
夫は浮気の証拠を隠すのがどんどん上手くなり、途中からは私が調べる程度では何も出てこなくなりました。
浮気が終わったと信じたい気持ちと、また嘘をつかれているのではと疑う気持ちの間でゆれ動いて、病院に行けば「うつ病」と診断されただろう状態まで落ち込んでしまいました。
浮気2年目「こんな毎日もう嫌だ!」
夫婦関係を良くしたくて
優しい妻になる
性生活を再開する
男女の違いや、浮気する夫の気持ちを勉強する
これまでの夫婦関係や自分の人生を振り返る
やればやるほど、夫婦関係は良くなるどころか”私が我慢して夫が調子に乗る”状態がひどくなっていきました。
不安から浮気の証拠を探し出してはケンカ。夜になるとひとりで泣く日々が1年以上続いたある日
もう無理!もう嫌だ!
すべてが吹っ切れました。
家族の幸せを優先して自分のことは後回しにしてきたけれど、
経済的な自立と、自分の幸せのために生きようと決意しました。
慰謝料請求期限を迎える3年目
浮気が発覚した当初から、ずっと決めかねていたことがありました。
- 慰謝料請求をどうするか
- 浮気相手の家族に何も知らせなくていいのか
浮気の慰謝料請求には期限があって、「浮気の事実を知ってから3年以内」です(相手の連絡先がつかめなければ請求しようがないので、ケースによって多少の変動があるかもしれません)。この期限を前に、思い切って浮気相手に慰謝料請求をすることにしました。
浮気調査でお世話になった探偵事務所に連絡をとって、不倫相手の住所を調べてもらいました。彼女はまだ同じ職場で働いていたので難しい調査ではなく、調査費用は安く済みました。
慰謝料請求自体は、法律家に頼らず自分で済ませてしまいました。手紙を出して
- 浮気の慰謝料として50万円を支払って欲しいこと
- 3週間以内に何の連絡もない場合、次は弁護士を雇って内容証明を送ること
- その場合は弁護士費用が必要になるので請求額を増やすこと
- 連絡用のフリーアドレスと、振込先の口座番号を伝える
こんな感じでした。
相手は貧乏な主婦だとわかっていたので、減額の申し出があることも想定しましたが、実家の両親に話してお金を都合してもらったようです。このお金は、離婚後の新生活を始める際の引越し資金(物は買いたくないので事務費用!)にしようと思っています。
浮気相手の家族には、何も知らせないことにしました。思春期のお子さんもいるようだし、彼女の夫婦関係がどうなろうと、私には関係ないと割り切りました。
同時に、外部メモリーに保存した浮気の証拠や慰謝料請求時の書類をまとめて押入れにしまい、ケイタイやパソコンに保存していた証拠はすべて削除しました。身近な場所から証拠が消えたら……
超スッキリ!!!
あとは離婚が成立したら完全に処分しようと思います。
終わりに
いま、私は離婚に向けて準備を進めています。
大黒柱となってずっと続けられる仕事に就くため、カウンセラーの資格取得を目指して勉強しています。
このサイトを作ったこと・読者の方と交流できたことも、カウンセラーになろうと思った理由のひとつです。忙しいけれど、浮気問題に振り回されていた時よりずっと充実した毎日です。
このページを読んで下さったみなさんにも、浮気問題を乗り越えて、笑顔をとり戻して欲しいと願っています!
夫婦関係が悪かったからといって浮気していいわけじゃない。悪い事をしたのは旦那と浮気相手です!負けないでください(> <)
私が浮気相談や、慰謝料請求でお世話になったのは原一(はらいち)探偵事務所。「探偵といえば原一」と言われるほどの大手探偵で、調査力と信頼度の高さで選びました。
浮気の証拠は、離婚したい人はもちろん、離婚を避けたい人こそ大事。浮気した人からの離婚申し立ては認められないし、浮気相手を排除する時にも使えます。
浮気に気付いたら、旦那(妻)に怒りをぶるけるより前に、まずは証拠集めを済ませた方がいい。消されてしまった証拠は押さえようがないし、「妻は浮気に気付いてない」と思っているタイミングはワキが甘いため、証拠が見つけやすく、プロに浮気調査を頼む場合も安く済むからです。
浮気の証拠は自分で集めることも出来ますが、離婚で法的にも使えるレベルの証拠となるとハードルが高い。探偵は言い逃れのできない証拠を、確実に集めてくれるので、証拠を持っている安心感から、その後の解決に集中することが出来ました。
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